DXを推進してほしい。
そんな役割を任されたものの、
「何から始めればいいんだろう?」
「そもそもDXとは何なんだろう?」
「どうすれば組織全体が本気で取り組むようになるんだろう?」
と悩んだことはありませんか?
私もDX推進に関わることになったとき、同じような状況でした。
DXの必要性を感じていても、その背景や目的を理解していなければ、組織として高い熱量を持って取り組み続けることは難しいと感じたのです。
そこで私は、まずDXとは何か、なぜ今DXが求められているのか、そして世の中ではどのような取り組みが行われているのかを調べることにしました。
調査を進める中で、
- DXの定義と考え方
- DXが必要とされる背景
- DXに取り組まない場合のリスク
- 実際の企業のDX事例
- DXを推進するための基本的な進め方
などを学ぶことができました。
この記事では、私がDX推進を担当するにあたって整理した内容をまとめています。

これからDX推進を担当する方や、組織のDXをどのように進めればよいのか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
何を整理するか決めた
社員に動いてもらうフレームワークを調べた
情報整理の最終的な目的は「組織全体に自分の考えを展開して、メンバ一人一人がDXで成果を出す為に自ら行動すること」です。
その為、伝えるだけではNGで、行動に結びつく伝え方をしなくてはならないと考えました。そこで、人が行動に至るまでの心理プロセスがヒントになるのでは?と調べることにしました。

フレームワークに沿って、整理すべき情報を決めた
| No | ADKAR | 概要 | 整理すべき情報 |
|---|---|---|---|
| 1 | Awareness | 必要性の理解 | DXとは・DXの動向・必要性 |
| 2 | Desire | やりたい気持ち | DX事例 |
| 3 | Knowledge | やり方の理解 | DXの進め方・DX資格 |
| 4 | Ability | 実務で使える | 外部研修 |
| 5 | Reinforcement | 定着 | 表彰制度、KPI設定、コミュニティ |
Awareness:必要性の理解
DXとは
DXって言葉は聞いたことあるけど、人に説明できるほど理解できていなかったのでまずは言葉の定義を調べました。
「(1)デジタル・トランスフォーメーションの定義」(総務省)
(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd112210.html)
上記サイトから以下を確認できました。
- デジタイぜーションとは
- デジタライゼーションとは
- デジタルトランスフォーメーションとは
上記、デジタル・トランスフォーメーションの定義を読んで、私は以下のように理解しました。
| デジタイぜーション | アナログからデジタル | 紙をPDF化、紙ではなくEXCELで管理 |
| デジタライゼーション | 手作業を自動化 | |
| デジタルトランスフォーメーション | 新たなサービス | DVDレンタルからオンライン配信 |
DXの必要性
DXは何かはなんとか理解できたけど、なぜ今DXが必要なのか分からなかったので、調べました。
「DXレポート」(経済産業省)
(https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html)
上記サイトから以下を確認できました。
- DXを推進しないと何が起こるのか
- どのようにDXを実現するのか
- 実現に向けた課題と対策
DXを推進しない場合、経済損失につながる。例えば、レガシーシステムの維持にコストの多くをかけることになり、新しいサービスの創出に投資できない。具体的には、メインフレームの担い手が退職・高齢化することで人件費が高騰し、維持コストが増える。こうした経済損失が2025年から本格的に発生すると試算されており、今すぐにDXに向き合う必要がある。
DXの動向
DXの必要性は理解できたけど、世の中の動きはどうなのか?分からなかったので調べました。
「DX動向2025」(情報処理推進機構(IPA))
(https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/dx-trend-2025.html)
上記サイトから以下を確認できました。
- DXの取組と成果の状況
- DX実現に向けた技術利活用の状況
- DXを推進する人材
図表 1-1 DXの取組状況(経年比較・国別)のデータでは、DXの必要性を理解し、全社戦略に組込み行動している企業が日本、アメリカ、ドイツでは50%を超えていたので、DX推進は常識であり、力を入れて取り組む必要があると感じました。
Desire:やりたい気持ち
DX事例
中々イメージがつかない?という方には情報処理推進機構(IPA)がDX事例を公開しているのでおすすめです!
DXセレクション
「DXセレクション(中堅・中小企業等のDX優良事例選定)」 (METI/経済産業省) (https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dx-selection/dx-selection.html)
上記サイトから以下を確認できました。
- グランプリ企業、準グランプリ企業の取組事例
年度ごとのトップ事例が掲載されるので、掲載されているDX事例と自社のDX状況を比較することで客観的に自社の強み・弱みを評価できると感じた。
例)観点を基に強み・弱みを評価
| 比較観点 | グランプリvs自社 | 評価 |
|---|---|---|
| 経営ビジョン・ビジネスモデルの策定 | グランプリ<自社 | 強み |
| DX戦略の策定 | グランプリ>自社 | 弱み |
| DX戦略の推進 | グランプリ>自社 | 弱み |
| 成果指標 | グランプリ=自社 | 標準 |
| ステークホルダとの対話 | グランプリ=自社 | 標準 |
デジタル事例データベース
上記だけだと、足りないという方には、こちらにたくさんの事例が登録されていますので、お勧めです!
「デジタル事例データベース」(情報処理推進機構(IPA))(https://case-studies.ipa.go.jp)
上記サイトから以下を確認できました。
- 従業員数別、売上高別の事例
- 業種別の事例
100件以上の事例が検索できるので、自分の状況に近い事例を検索できて便利だと感じました。
knowledge:やり方の理解
DXの進め方
「デジタルガバナンス・コード」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dgc/dgc.html)
上記サイトから以下を確認できました。
- DX経営に求められる3つの視点
- DX経営に求められる5つの柱
・どの順で進めるか、進める場合にどんな点に考慮すべきかが19ページなので簡潔にまとまっており、基本的な進め方を理解できた。
・DX認定と連動しているので、イメージがつかない場合は、「DXセレクション」「デジタル事例データベース」をみることで解決できると感じた。
イベント・セミナー・書籍など
Japan DX Week
資格
Ability:実務で使える
研修
Reinforcement:定着
コミュニティ
表彰制度
DXセレクション
KPI設定
まとめ
各ステップの要約
DXを推進してと言われた、最低限知っておきたいこと
- STEP1DXとは
- STEP2DXの必要性
- STEP3DXの動向
- STEP4DX事例
- STEP5DXの進め方
- STEP6イベント・セミナー・書籍など
次のアクションに向けたヒント
AIを推進してと言われたら


本記事は以上となります

