組織のエンゲージメントを高めてほしい。
そんな役割を任されたものの、
「そもそもエンゲージメントって何だろう?」
「エンゲージメントが高いと何が変わるんだろう?」
「具体的に何をすれば向上するんだろう?」
と悩んだことはありませんか?
ま私もエンゲージメント向上に取り組むことになったとき、同じような疑問を持ちました。
エンゲージメントという言葉は聞いたことがあっても、その意味や重要性、具体的な向上施策まで理解できているわけではありませんでした。
また、対策を考える前に、
- なぜエンゲージメント向上が必要なのか
- エンゲージメントが高まると何につながるのか
- どのような手順で取り組めばよいのか
を整理する必要があると感じました。
そこで私は、エンゲージメントに関する情報や事例を調べ、自分なりに考え方を整理することにしました。
調査を進める中で、
- ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントの違い
- エンゲージメント向上が求められる背景
- 実際の企業の取り組み事例
- エンゲージメント向上を進めるための基本的なステップ
などを学ぶことができました。
この記事では、私がエンゲージメント向上に取り組むにあたって調べた内容をまとめています。

これからエンゲージメント向上を担当する方や、何から始めればよいのか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
何を整理するか決めた
社員に動いてもらうフレームワークを調べた
情報整理の最終的な目的は「組織全体に自分の考えを展開して、メンバ一人一人が生成AIで成果を出す為に自ら行動すること」です。その為、伝えるだけではNGで、行動に結びつく伝え方をしなくてはならないと考えました。そこで、人が行動に至るまでの心理プロセスがヒントになるのでは?と調べることにしました。

フレームワークに沿って、整理すべき情報を決めた
| No | ADKAR | 概要 | 整理すべき情報 |
|---|---|---|---|
| 1 | Awareness | 必要性の理解 | エンゲージメントとは・エンゲージメントの動向・必要性 |
| 2 | Desire | やりたい気持ち | エンゲージメント事例 |
| 3 | Knowledge | やり方の理解 | エンゲージメントの進め方 |
| 4 | Ability | 実務で使える | 環境準備・外部研修 |
| 5 | Reinforcement | 定着 | 表彰制度、KPI設定、コミュニティ |
Awareness:必要性の理解
エンゲージメントとは
エンゲージメントという単語が、そもそもよく分からなかったので、まずはこの単語について調べました。厚生労働省が公開している以下の情報を見つけたので一読しました。
「ワークエンゲージメントとは 」 (厚生労働省) (https://work-holiday.mhlw.go.jp/work-engagement/)
上記を読んで、私は、エンゲージメントには大きく2種類ある。それぞれの意味は以下の通りであると理解しました。
| ワークエンゲージメント =個人と仕事の関係。 | 仕事が楽しく、夢中になっている状態をワークエンゲージメントが高いと表現できる |
| 従業員エンゲージメント =個人と組織の関係 | 組織の目指す方向性に共感し、組織の目標を達成することにやりがいを感じている状態を従業員エンゲージメントが高いと表現できる |
エンゲージメント向上の必要性
エンゲージメントの向上は、働き方の多様化・労働人口の減少といった状況への対策の1つである。
ということは理解できたのですが、根拠となるデータがあるのか分からなかったので、探しましま。
労働人口に関するデータ
「労働力人口・就業者数の推移」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-03-03.html)
厚生労働省が公開しているデータをみて、私は、労働人口自体は横ばいに見えるが、15歳から64歳の人口が減少しており、新卒、キャリアといった獲得が今後、ますます難しい状況になると思いました。
従業員が定着に関するデータ
「ワーク・エンゲージメントと定着率・離職率について」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/roudou/19/backdata/2-3-10.html)
本データから、エンゲージメント向上は定着率アップ、離職率低下に対する有効な手段であると思いました。
Desire:やりたい気持ち
エンゲージメント向上取組事例
具体的にエンゲージメントを上げるために何をすればいいのかイメージがわかなかったので、事例について公開されている情報がないか調べました。
厚生労働省が先進的な取り組み事例を10個、紹介しているので、お勧めです!
働きがいのある職場づくりのための支援ハンドブック(厚生労働省)(https://work-holiday.mhlw.go.jp/work-engagement/pdf/02-a4.pdf)
10個だけだと、足りないという方には、こちらにはたくさんの事例が登録されていますので、お勧めです!
「ワークエンゲージメント向上取組事例」(厚生労働省)(https://work-holiday.mhlw.go.jp/case/)
Knowledge:やり方の理解
取組みステップ
基本的な情報は理解できたので、次に「働きがいのある職場づくりのための支援ハンドブック」「ワークエンゲージメント向上取組事例」を踏まえて、エンゲージメント向上をどのような段取りで推進していくのかを整理しました。
STEP1:社員の声を聞く
エンゲージメントは社員と仕事、社員と組織と定義されるように、ヒントは社員の中にあるので、社員の声を聞くを最初のSTEPとして定義しました。
事例でもエンゲージメントサーベイの結果をもとに対策を考えるなど、社員の声を聞くところからはじめている企業がありました。
また、声を聞く手段としては、対話、アンケートを用いて実施している企業がありました。
人数が少ない場合は対話、人数が多い場合はアンケートをとる。アンケートだと、定性的な情報が不足するので、数名にヒアリングするといった形が良いのではないかと思いました。
STEP2:狙いを決める
社員によって、思いは異なり、声を聞いた後にすべての声を実現するのは難しいと考えたので、このSTEPを定義しました。
事例では、アンケート結果でスコアの低いところに着目したり、前回と比較して狙いを決めている企業がありました。
STEP3:対策を考える
ここで課題となってくるのは
事例では、専門家に意見を聞いて参考にしている企業がありました。
STEP4:アンケートを取る
いくつかの対策を実行する時に、対策を実行するチームがやりやすいもの、実現しやすいものを選んでしまうと、社員にとっては響かない可能性があると思い、このステップを定義しました。
STEP5:向上に取り組む
社員の声から、取組を考える。
STEP6:継続的に取り組む
取り組んだことが、社員にとって良かったのか確認し、改善していくことが必要。
時代の変化、会社の変化によって、社員のニーズは変わってくるので、社員の声を聞き続けることが必要。
既存の制度を見直す、制度の浸透に数年かける企業がありました。
イベント・セミナー・書籍など
さらに知識を深める為に、イベント・セミナー・書籍を探そうと考えました。
権威ある人のセミナーや書籍を特に参考にしたいと思い、エンゲージメントに関する権威者とは誰なのかを探しました。
権威者
島津 明人さん
厚生労働省の「働きがいのある職場づくりのために~エンゲージメント向上に向けた効果的な実践方法の検討~」で講演されていることから、権威者であると私は判断しました。
Ability:実務で使える
Reinforcement:定着
KPI設定
表彰制度
コミュニティ
まとめ
各ステップの要約
エンゲージメントを高めろと言われたら、知っておきたいこと
- STEP1エンゲージメントとは
- STEP2エンゲージメント向上の必要性
- STEP3エンゲージメントの測定方法
- STEP4エンゲージメントの事例
- STEP5取組みステップ
次のアクションに向けたヒント
勤怠管理を任されたら

採用面接を頼まれたら


本記事は以上となります

