子供が「先生が怖くて、幼稚園に行きたくない」と言いはじめた。。。そんなことありませんか?

親子だけで解決はできないので「親と先生でコミュニケーションをとる」ことをお勧めします。
子供が年中の1学期に「幼稚園に行きたくない」と言い出すことがありました。その理由は「先生が怖い」でした。そこから、先生とコミュニケ―ションをとることで、子供が笑顔で幼稚園に行けるようになったからです。
この記事では「実際、どのようにコミュニケーションを取ったのか」を記載しています。また、この事例を踏まえて、手順を最後にまとめました。ゲストの皆様のヒントになればと思っています。
STEP1:どうして先生が怖いと感じるのか質問した
先生が怖いというのが、子供の幼稚園に行きたくない理由だったので、どういうシーンで先生が怖いと感じたのか、子供に質問しました。
〇〇ができなくて、怒られたから怖い。
〇〇しようとして、ミスして怒られたから怖い。
〇〇くんが、怒られていて怖い。
といったことを話してくれて、先生が怒ることに怖さを感じているんだと整理できました。
STEP2:どう進めていくか、話した
まずは、案だし
できる・できない、あっている・あっていないはおいておいて、まずはどういう解決策がありそうか、考えました。
案1:様子を見る
案2:幼稚園で怒られたことを家で練習して怒られないようにする
案3:先生に怒らないよう相談する
案4:クラスを変更できないか相談する
案5:転園する
案の中から選択
まだ1学期だったので、最初は案1を選択しました。ただ、その後、状況は悪化して、幼稚園がない日も不安そうな子供を見て、案2と案3を進めようと決意しました。
STEP3:先生に相談した
相談の方法は、電話や面談もありますが、まずはお手紙で先生に相談することにしました。お手紙を書くときに考慮したポイントは以下の通りです。
ポイント1:背景を伝える
結論だけ言えば「うちの子供に対して、怒るのをやめて欲しい」といった相談だが、急に言われても・・・と相手は思ってしまいます。なので、なぜ、この相談をしたかといった点を記載するようにしました。
ポイント2:子供の特徴を伝える
背景を伝えても、先生にとっては怒るのは普通で、今までそうやって幼稚園の子供たちを育てた実績があるのに・・・と思ってしまいます。なので、なぜ、他の子と違ってうちの子供がそう感じているのかを情報共有しました。
わが子は性格的に繊細な部分があるため【HSC】気質であることを具体的に伝えようと考えました。
ポイント3:親のwillを伝える
背景と特徴を伝えても、どうして欲しいの?・・・と思ってしまいます。なので、具体的に協力して欲しいことを記載しました。
例)言葉の発達が早いので、怒るより説明してもらった方が理解する
泣き止まなようなら、一定時間そっとしておけば泣きやむのでそっとしておいてほしい
・先生の置かれている状況を無視したお願いは、実現されないまま終わってしまう。
・先生も幼稚園という園の方針やカリキュラムに従って教育をしている為、先生の裁量でできそうな範囲でお願いする必要があると考えました。
・もしも、お園の方針であるならば園の経営者に直接話す機会を設けてもらう、もしくは転園すべきだと考えました。
STEP4:経過を観察する
1回のやり取りでうまくいくとは思っていなかったので、子供の様子を観察しました。
手紙を書いてすぐのころは、落ち着いたのですが、日が経つと同じ状況に陥り、その度に、先生にお手紙を書いて、解決の方向性のすり合わせをしました。
これを繰り返すことで、徐々に子供は先生が怖くて幼稚園に行きたくないは薄れていき、笑顔で登園できるようになりました。
まとめ
各ステップの要約
【幼稚園に行きたくない】子供の笑顔を取り戻す3STEP
- STEP1どうして先生が怖いと感じるのか質問する
詳しい情報がないと、対策は打てないのでまずはヒアリング!
- STEP2どう進めていくか、話す
複数対策を考えて、その中から選択しましょう!
- STEP3先生に相談する
子供の気持ち、親の気持ち、先生の気持ちを考えて相談しましょう!
- STEP4経過を観察する
効果が出るまでは、改善を繰り返しましょう!
次のアクションに向けたヒント
子供から幼稚園の様子を聞きたい
家族会議がお勧めです。

本記事は以上となります。