「もうすぐ小学生。入学前に、何か準備しておいた方がいいのかな?」そんなふうに考えたことはありませんか?
小学校に入ると、勉強や体育、友達との関わりなど、幼稚園や保育園とは違った生活が始まります。
「授業についていけるかな?」
「新しい友達と仲良くできるかな?」
「学校生活で困ったとき、自分から話せるかな?」
私も、子どもが小学校に入学する前は、いろいろなことが気になっていました。
そこで我が家では、入学前に何でもできるようにするのではなく、小学校に入ってから初めて経験することを少しでも減らせるように、「慣れておく」ことを意識して準備しました。
そして実際に小学校生活が始まると、「入学前にやっておいてよかった」と感じたことがある一方で、「これはもう少し早くやっておけばよかった」と思うこともありました。
この記事では、我が家が小学校入学前に実際にやってよかったことと、入学後の経験を通して「やっておけばよかった」と感じたことを紹介します。

小学校入学前に何を準備するか迷っている方が、「うちの子なら、何に慣れておくとよさそうかな?」と考えるきっかけになればうれしいです。
学校の授業に向けた準備をした
小学校に入ると、国語、算数、体育などの授業が始まります。
我が家では、入学前に勉強や運動を完璧にできるようにするのではなく、入学してから初めて経験することを少しでも減らし、授業に取り組みやすくすることを意識しました。
そこで、子どもが「初めてで戸惑いそう」「苦手意識を持ちそう」と感じたことを中心に、次の4つを準備しました。
| 目標 | 我が家でやったこと | やってみた結果 |
|---|---|---|
| 人前で音読できる | 寝るまえ1分おんどく366日 | 〇 |
| 漢字に抵抗感を持たない | 国語海賊~1年生編~ | 〇 |
| 計算に慣れておく | そろばんを習う | ◎ |
| 苦手な運動を減らす | スイミング教室に行く | ◎ |
人前で音読できるように
家では普通に本を読んでいても、クラスのみんなの前で読むとなると、緊張して声が小さくなったり、うまく読めなかったりするかもしれないと考えました。
そこで我が家では、入学前から声に出して読むこと自体に慣れておくことにしま
寝るまえ1分おんどく366日
長時間練習するのではなく、「毎日、声に出して読む」という経験を積むことを意識しました。
漢字に抵抗感を持たないように
小学校に入ると、本格的に漢字を学ぶようになります。
我が家では、入学してからいきなりたくさんの漢字に触れるよりも、入学前から少しでも漢字に触れておけば、抵抗感を減らせるのではないかと考えました。
そこで、勉強として漢字を覚えさせるのではなく、遊び感覚で漢字に触れられるアプリを使いました。
国語海賊~1年生編~
ゲーム感覚で取り組めるので、子どもも楽しみながら漢字に触れることができました。
計算に慣れておく
小学校では、足し算や引き算などの計算を学びます。我が家では、入学前から計算に慣れておくために、そろばんを始めました。
そろばんを習う
幼稚園の頃からそろばん教室に通い始めました。
最初は「計算に慣れておけば、小学校の算数にも取り組みやすいかな」くらいの気持ちでしたが、実際にやってみると、思っていた以上に計算力が身につきました。
そろばん教室では、そろばんを使った計算だけでなく、教室で使っているアプリにも取り組みました。
そろばんとアプリの両方で繰り返し計算することで、少しずつ計算に慣れていったように感じます。
小学校に入ってからも、計算問題でつまずくことは少なく、入学前にやっておいてよかったと特に感じている取り組みの一つです。
苦手な運動を減らす
小学校に入ると、体育の授業があります。特に我が家では、小学校のプールの授業が心配でした。
水が苦手で、顔を水につけることも怖がっていました。このまま小学校に入ってプールの授業が始まったら、本人が苦労するのではないかと考えました。
スイミング教室に行く
そこで、幼稚園のうちからスイミング教室に通い、水に慣れてもらうことにしました。結果、水への恐怖心はなくなり、小学校に入ってからも問題なくプールの授業を受けられています。
プールそのものを教えるというより、まず「水が怖くない」という状態を作っておいたことが、小学校に入ってからの安心につながったと思います。
一日を元気に過ごせるように準備した
幼稚園と比べると、小学校では学校で過ごす時間が長くなります。
授業を受けたり、休み時間に遊んだりしながら一日を過ごすため、入学前から朝から学校が終わるまで元気に過ごせる体力をつけておきたいと考えました。
ただ、「小学校に向けて体力トレーニングをする」ということではありません。
我が家では、普段の生活の中で体を動かす機会を増やすことを意識しました。
| 目標 | 我が家でやったこと | やってみた結果 |
|---|---|---|
| 5時間の授業を元気に受けられる体力をつける | 運動系の習い事、公園で遊ぶ | 〇 |
遊びや習い事で体を動かす
我が家では習い事にスポーツ系を一つ入れるのと、公園でよく遊ぶことで体力をつけました。
「小学校のためにトレーニングをする」というより、遊びや習い事を通して体を動かすことを意識していました。
困ったときに相談・対処できるように準備した
小学校では、幼稚園とは違う先生や友達と一緒に過ごすことになります。
楽しいことがある一方で、嫌なことや困ったことが起こることもあります。
そこで我が家では、何かあったときに子どもが一人で抱え込まず、「困ったことがあったら家族に話していい」と思える環境を作っておくことを意識しました。
| 目標 | 我が家でやったこと | やってみた結果 |
|---|---|---|
| 困ったことを話せるようにする | 家族会議 | ◎ |
| ストレスに対処できるようにする | 子どもの「癒し」を把握 | ◎ |
困ったことを話せるように
家族会議
我が家では、もともと家族会議をしていたので、そこで学校であったことや、困っていること、嫌だったことなどを話してもらうようにしました。
小学校に入ってからも、何かあったときに話してくれるので、家庭で早めに気づいて対応できることがありました。

ストレスに対処できるように
子供の癒しを把握しておく
小学校生活でストレスを感じたとき、それを発散する方法があることも大切だと思います。
そこで子どもが何をしているときに安心したり、癒されたりするのかを把握しておくようにしました。
我が家の子どもは、ぬいぐるみやポケモンが好きでした。そこで、ポケモンセンターに行ってぬいぐるみを購入したり、寝るときに抱いて寝たりすることで、気持ちを落ち着けることができました。
親から見ると「そんなことで?」と思うようなことでも、子どもにとっては大切なストレス解消方法だったりします。子どもが安心できる「癒し」を知っておくことは、環境が変わったときの支えになると思います。
友達と関わる準備をした
小学校では、それまで一緒に遊んでいた友達とは別の子どもたちとも関わることになります。
特に入学直後は、
「誰に話しかけよう?」
「何をして遊ぼう?」
と、子ども自身が悩むこともあると思います。
そこで我が家では、友達と話すための特別な練習をするのではなく、一緒に遊ぶきっかけになる遊びをいくつか知っておくことにしました。
| 目的 | 我が家でやったこと | やってみた結果 |
|---|---|---|
| 友達と遊ぶきっかけを作れる | 一緒に遊べるものを増やしておく | 〇 |
友達と遊ぶきっかけを作れる
一緒に遊べるものを増やしておく
共通の話題がないと話すきっかけや、一緒に遊べなくて、友達を作るのが難しいですよね。そこで、小学校でもできる遊び「しりとり、トランプ、オセロ、ジェンガ」などを教えました。
今日学校で友達とUNOやったなど、話してくれたりするので、家で一緒に遊んでおいてよかったと思いました。
もしも小学生入学前に戻れるならやっておきたいこと
ここまでは、実際に小学校入学前に我が家で準備したことを紹介しました。
入学前にやっておいてよかったことがある一方で、小学校生活を経験してみると、「これは入学前から少しやっておけばよかった」と思うこともありました。
そこでここでは、実際に小学校生活を経験したからこそ分かった、「もしも入学前に戻れるなら、やっておきたいこと」を紹介します。
| 小学校で分かったこと | 入学前に戻れるなら | 例えば |
|---|---|---|
| 宿題を始めるまでに時間がかかる | 机に向かう習慣 | 毎日少しだけ取り組む |
| 書く・消すことに苦労 | 鉛筆で書く機会 | 交換日記など |
| リレーに出られなかった | 走る遊び | 鬼ごっこ・かけっこ |
毎日少しだけ机に向かう習慣
小学校に入ると、毎日のように宿題が出ます。入学前の我が家では、「小学校に入れば、宿題も自然にやるようになるだろう」と、どこかで考えていました。
ところが、実際にはそう簡単ではありません。学校から帰ってきたら遊びたい。疲れている。でも宿題はやらなければならない。
そんな状況では、宿題そのものよりも、「机に向かって始める」ことに時間がかかることがあります。
入学前に、毎日何十分も勉強する必要はありません。絵本を読む、ひらがなを書く、迷路をするなど、内容は何でもよいので、「毎日少しだけ机に向かう」ことに慣れておけばよかったと思います。
我が家では、小学校に入ってから学習習慣をつくるために、サポートしてくれるアイテムも活用しています。コクヨの「しゅくだいやる気ペン」も、その一つです。
しゅくだいやる気ペン
字を書く機会を作っておけば良かった
小学校ではタブレットを使う授業や宿題もありますが、紙に鉛筆で書く場面もたくさんあります。
幼稚園の頃から、家ではタブレットやテレビゲーム、YouTubeなどに触れる機会が多く、電子機器の操作には慣れていました。
一方で、字を書く機会はそれほど多くありませんでした。そのため、小学校に入ってから、文字を書くことや、間違えたときに消しゴムで消すことに苦労する場面がありました。
もし入学前に戻れるなら、勉強として取り組むというより、絵を描いたり、手紙を書いたり、親子で交換日記をしたりしながら、「鉛筆で何かを書く」ことに楽しく慣れておけばよかったと思います。
我が家でも、小学校に入ってから親子の交換日記など、字に楽しく触れる機会をつくっています。
走る練習をしておけば良かった
これは、小学校に入ってから実際に経験して感じたことです。体育祭の時期になると、リレーの選手をタイムで選ぶのですが、我が家の子どもはリレーに出たいと思っていたものの、タイムが届かず、選ばれませんでした。
もちろん、リレーの選手になることが小学校生活の目的ではありません。ただ、本人が「出たい」と思っていたのに、走ることが苦手だったために選ばれなかったのを見て、「入学前から、もう少し走ることに慣れておけばよかったな」と思いました。
公園で遊ぶだけでなく、鬼ごっこやかけっこなど、走る遊びをもう少し意識して取り入れておけばよかったと思います。入学前から何か特別なトレーニングをする必要はありません。ただ、子どもが「走るのが苦手」と感じる前に、遊びの中で走ることに慣れておく。それくらいの準備はしておいてもよかったと思います。
まとめ
小学校入学前は、「これもできるようにしておいた方がいいのかな?」と、いろいろなことが気になる時期でした。
我が家も、入学後の生活を想像しながら準備しましたが、実際に小学校生活が始まってみると、入学前に少しでも経験しておいてよかったと感じることがある一方で、「これはもっと早くやっておけばよかった」と思うこともありました。
特に、入学前から取り組んでいたことで、子どもが小学校で初めて経験することへの戸惑いを少し減らせたのはよかったと思います。
一方で、すべてを事前に準備しておく必要があったわけではありません。
今振り返ると、入学前に大切だったのは、小学校で必要になることを全部できるようにすることではなく、子どもが「初めて経験すること」を少し減らしておくことだったのかなと思います。
これから小学校に入学するお子さんがいる方は、我が家の経験も参考にしながら、子どもにとって気になることや、入学前に少し経験しておくとよさそうなことを考えてみてください。
実践の手引き
本文で紹介した内容を、実際に取り組むときの手順やポイントとして整理しました。
我が家では、小学校入学前に「入学してから困りそうなこと」を考え、できる範囲で準備していきました。同じように準備するなら、まずは子どもが小学校生活で困りそうなことを考えてみると、何をするか決めやすいと思います。
小学校入学前の準備
- 1小学校生活で困りそうなことを考える
「授業についていけるかな?」
「長い時間、学校で過ごせるかな?」
「困ったことを先生に相談できるかな?」
など、入学後の生活をイメージして、気になることを書き出してみます。 - 2「慣れておいた方がよさそうなこと」を選ぶ
書き出したことの中から、入学前に少し経験しておくとよさそうなことを選びます。
例えば我が家では、
- 授業で声に出して読むこと → 音読
- 計算すること → そろばん
- 一日元気に過ごすこと → 遊びや習い事
- 困ったことを話すこと → 家族に相談する習慣
- 友達と遊ぶこと → いろいろな遊びを経験する
というように、気になったことに対して具体的な準備を考えました。
- 3無理なくできる方法で試してみる
準備だからといって、特別なことをする必要はありません。
家でできること、普段の遊びに取り入れられること、習い事など、家庭で続けやすい方法を選びます。
実際にやってみて子どもに合わなければ、別の方法に変えてもいいと思います。
- 4入学後に振り返る
小学校に入ってみると、入学前に準備しておいてよかったことや、逆に「これは必要なかったかも」「もっと早くやっておけばよかった」と感じることも出てきます。
我が家でも、実際に小学校生活を経験してから、入学前にやっておけばよかったことがいくつかありました。
入学前の準備は、すべてを完璧にすることではなく、子どもが新しい生活を始めるときに少しでも安心できることを増やすくらいに考えておくとよいのかなと思います。
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