そろそろ中学受験を考えいているけど、どの中学校を選べばいいのか決められない。そんなことありませんか?

「こどもの将来の夢から逆算すること」をお勧めします。
上記をお勧めする理由は、自分の子供の中学校を選択する時に、将来の夢から逆算してよかったと思ったからです。
子供のメリット | 親のメリット |
・自分の夢に向かっているという安心感が得られます。 | ・親の期待ではなく、こどものやりたいことにつながっているので、ぶれずに全力で応援できる |
この記事では「実際、どのように逆算したのか」を記載しています。また、この事例を踏まえて、手順を最後にまとめました。ゲストの皆様のヒントになればと思っています。
STEP1:絞り込みの方針を決めた
方針1 子供が将来やりたいことから絞り込む
子どもの受験なので、子どもが将来やりたいことの基盤になって欲しいと思いこの方針を決めました。
方針2 子供の今のニーズから絞り込む
最初は方針1で絞ったのですが、途中で将来やりたいことがぼんやりした時期があり、強烈にやりたいことがない場合にも、対応する必要があると思い方針を追加しました。
STEP2:方針1に従って候補を絞った
①やりたいことを見つけてもらう準備をした
やりたいことは、色々な世界をみたり、体験しないとでてこないと思ったので、知る・体験するは大事にしました。
図書館で職業の本を借りた
どんな職業が世の中にあるのか知ってもらうため。
キッザニアに出かけた
実際に職業を体験して、イメージをつかんでもらうため。
②子供に将来やりたいこを聞いた
何になりたいかではなく、何をしたいか
・会社でもよく「課長になりたい」「部長になりたい」といったことを耳にしますが、一番大事なのはその役職になって何をしたいか、または何を実現したくてその役職になりたいのかだと良く言われていますので、子供に対しても同じような考えでヒアリングするようにしました。
・例えば、「社長になりたい」「お金持ちになりたい」といった場合は、もう一段、掘り下げて聞いてみました。お金持ちになったら、やってみたいことはある?など、何をやりたくて社長になりたいの?といった具合に。
- Q子供に聞いてもやりたいことがなかったら?
- A
・そもそもINPUTがないと、やりたいことは生まれてこないと思ったので、子供に対して情報提供を心掛けました。例えば職業体験ができる「キッザニア」に行ってみる。または、お仕事関連の本を図書館で借りて一緒に読むなど。
・次はOUTPUTできる場を作れるように心掛けました。子供に急にやりたいことを聞いても出てこない場合があるので、別の記事で紹介した「家族会議」で定期的に、今一番興味があることは?など将来やりたいことは?を議題に入れて、子供が発信する場を用意しました。
③子供がやりたいことを実現している人【モデル】を探した
親に経験がないと、実現方法が分からない
・我が家の子供のやりたいことは「自分が作った服でみんなを笑顔にしたい」です。夫婦ともに、自分で服を作って、それを誰かに届けた経験はありません。そのため、どうやってこれを実現していくのかは分かりませんでした。
人の経験を参考にすればいい
・なので、少しでも実現の確立を高める為に、既にそのやりたいことをやっている人を探すことにしました。シャネル、ディオールなど海外で有名なデザイナー、国内で活躍しているデザイナーを探しました。
④モデルの成功ルートを調べた
・やりたいことを実現している人たちがどうやってその実現に至ったかというのはとても参考になるので、それを調べます。
・例えばお笑い芸人をモデルとした場合、よくNSCに入ってたという話を聞きますよね。それがルートです。
・サッカー選手の日本代表だったら、海外で活躍して代表入りするケースと、日本で活躍して代表入りするケースとこれもそれぞれルートです。
⑤成功ルートと中学を紐づけた
内閣総理大臣→東大→開成
・複数の成功ルートがでてくるので、それを大学、高校、中学と結びつけていきます。例えば内閣総理大臣だったら、東京大学が多い。東京大学だったら、開成が多い。だから開成中学を1つの候補にしようといった具合に結び付けていきます。
ベースルートが見えたら、カスタマイズする
・あとは、子供の希望と家族の状況とバランスを見ながら話し合います。例えば、海外留学するルートが実現の確立が高くても、子供が海外に行きたくないという希望だった場合は、国内経由で一番近いルートを見つけていきます。
STEP3:方針2に従って候補を絞った
①子どものニーズを聞く準備をした
どんな中学校があり、それぞれ何が違うかも分からない状態では子どもに質問もできないので、情報収集しました。
The 名門校を視聴した
テレ東でやっている番組なのですが、30分で1つの学校を紹介してくれている番組です。
合同説明会に行った
②子どものニーズを聞いた
①で収集した最近の学校の特徴を踏まえて、子どもにニーズを聞きました。
寮に入りたい?
海外に興味ある?
共学がいい?
制服は?
校舎は?
大学まで同じ学校でもいい?
③子どものニーズと中学校を紐付けた
②で収集した子どものニーズに合いそうな学校を抽出した。
STEP4:方針1と2で絞った中学校に訪れた
学校説明会に行った
実際に行って、子どもの第一志望が変わったので、行ってよかったです。
ちょうど勉強に対するモチベーションが下がっている時期だったので、あの学校にいきたいと少しモチベーションが回復してくれました。
文化祭に行った
STEP5:定期的に見直した
子供のやりたいことは変化する
新しいことをドンドン体験する時期なので、やりたいことが変化することは当然だと思います。
まとめ
各ステップの要約
将来の夢に向けて中学校を選択する4STEP
- STEP1子供にやりたいことを聞く
大人になったら、どんなことをしてみたいかヒアリングしましょう!
- STEP2同じことを実現している人【モデル】を探す
例えば洋服を作りたい!だったらファッション業界で活躍されているローモデルを探しましょう!
- STEP3モデルの成功ルートを調べる
お笑いならNSCなど、実績のあるルートを探しましょう!
- STEP4成功ルートと中学を紐づける
総理大臣→東大→開成というように、たどっていきましょう!
次のアクションに向けたヒント
塾を選びたい
たくさんある塾から1つに絞り込んだ事例を以下の記事で紹介しています!

本記事は以上となります。