中学受験、子どもの勉強をどうサポートする?私が実際に読んで参考になった本7冊

子育て

「子どもの学力を伸ばしてあげたいけれど、何から始めればいいのだろう?」そんなふうに感じたことはありませんか?

 例えば、

  • 勉強を習慣化するにはどうしたらいい?
  • 算数の力を伸ばすには?
  • 男の子と女の子で接し方は違う?
  • 中学受験に向けて何年生から何を意識すればいい?
  • 効率よく勉強する方法はある?

など、子どもの学習について考え始めると、次々と疑問が出てきます。

私自身も、中学受験を目指す子どもの親として、同じような悩みを抱えていました。

そこで、勉強習慣や家庭学習、教科ごとの学習法、子どもへの接し方などについて書かれた本を読んでみることにしました。

本を読んだからといって、すぐに正解が見つかるわけではありません。

それでも、「こんな考え方があるんだ」と気づいたり、「我が家でも試してみよう」と思えたり、親として子どもをどうサポートするかを考えるきっかけをもらうことができました。

この記事では、私が中学受験の途中で実際に読んだ本の中から、特に「なるほど」と思ったことや、我が家で試してみたことを紹介します。

本の内容をすべて紹介するのではなく、「今の自分の悩みのヒントになりそうか?」を判断する材料としてまとめています。

勉強の習慣化、中学受験、算数の学習法、男の子・女の子それぞれへの接し方など、気になるテーマごとにまとめていますので、同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

「勉強しなさい」と言っても、なかなか始めてくれない

小学校3年生までは週1回の塾で、宿題もそれほど多くありませんでした。宿題を1週間かけてやればよかったので、家庭で細かいスケジュールを決めなくても、なんとかやっていけました。ところが、小学校4年生になると状況が変わりました。

塾が週2回になり、宿題も増えたため、「そのうちやればいい」では終わらなくなってきました。そこで、算数の宿題は何曜日、国語の宿題は何曜日というように、何をいつやるのかまで決めてみました。それでうまくいくと思っていたのですが、予定を決めただけでは、なかなか勉強を始めてくれません。

「今日は算数の日だよ」と声をかけても、すぐに勉強を始めるわけではありません。「どうすれば、子どもが自分から勉強に取り組めるようになるんだろう?」そんなことを考えていたときに読んだのが、この本です。

小学生の勉強は習慣が9割

中学受験専門塾「伸学会」の代表である著者が、子どもが勉強を習慣にするための方法を、自身の経験や研究機関による実験・研究をもとに解説している1冊です。

習慣化の仕組みだけでなく、勉強を始めるきっかけの作り方や、子どもへのサポート方法、ご褒美の使い方など、家庭で実践できる方法が紹介されています。

– 私が「なるほど」と思ったこと –

私が特に印象に残ったのが、ご褒美についての考え方です。

本人の考えや感情に沿った行動を実行てきるようにするためのサポートにはご褒美を使っても構わない(菊池洋匡.小学生の勉強は習慣が9割.SB Creative,2021,p.182)

以前、何かの本で「ご褒美やペナルティはよくない」と読んだ記憶があり、私はご褒美を使うことを最初から選択肢から外していました。でも、この本を読んで、ご褒美が良い・悪いと一概に決められるものではなく、ケースによって考えるものなのだと知りました。

「ご褒美はよくない」と決めつけていた私にとって、この考え方は新しい発見でした。

この本からヒントをもらい、我が家でも学習習慣を作るための方法の一つとして、ご褒美を取り入れてみることにしました。まだ試行錯誤している途中ですが、「これが正解」と決めつけるのではなく、子どもの状況に合わせて方法を考えてみるきっかけになった本です。

– こんな悩みのヒントになりそう –

  1. 勉強する時間を決めても、なかなか始めてくれない
  2. 最初は頑張るけれど、なかなか続かない
  3. 家庭学習を習慣にしたい
  4. 子どもが自分から勉強するために、親ができることを知りたい

中学受験って、学年ごとに何をすればいいの?

中学受験を始めると、目の前の勉強だけでなく、その先のことも気になってきます。「小学校4年生では何をすればいいんだろう?」「5年生になると、どんな勉強が必要になるんだろう?」「今の勉強の進め方で大丈夫なのかな?」

私自身、中学受験を経験していないので、親として何をどこまで知っておけばいいのか分かりませんでした。そこで、中学受験に向けた家庭学習について、学年ごとの全体像を知りたいと思って読んだのが、この本です。

SAPIX流 中学受験で伸びる子の自宅学習法

教育・学習ライターの著者がSAPIX小学部に取材を行い、低学年から6年生まで、学年ごとにどのように家庭学習を進めていくとよいのかをまとめています。

– 私が「なるほど」と思ったこと –

私が読んで特に印象に残ったのが、

テストの点数に一喜一憂せず、学習習慣を確立することを重視しよう(小川晶子.SAPIX流 中学受験で伸びる子の自宅学習法.サンマーク出版,2024,p.128)

私は、3年生までは国語と算数の2教科なので準備運動の期間、4年生から国語・算数・理科・社会の4教科になって、本格的な中学受験の勉強が始まるものだと思っていました。

でも、この本を読んで、自分の中で「本格開始」のタイミングを1年勘違いしていたことに気づきました。中学受験では、目の前のテストの点数だけを見るのではなく、その先を見ながら家庭での学習習慣を作っていくことも大切なのだと考えるようになりました。

– こんな悩みのヒントになりそう –

  1. 中学受験を始めたばかりで、先の流れが分からない
  2. 学年ごとに何をすればいいのか知りたい
  3. 家庭学習の全体像を知りたい
  4. SAPIXに通っているけれど、家庭での勉強について迷っている

国語・算数・理科・社会、家庭ではどう関わればいい?

家庭学習について考えていると、勉強時間や宿題の進め方だけでなく、「教科ごとに、家庭ではどう関わればいいんだろう?」という疑問も出てきました。そこで、国語・算数・理科・社会について、家庭でできることを知りたいと思って読んだ本です。

SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること

教育ライターの著者がSAPIX小学部の先生に取材を重ね、各教科に必要な習慣や、勉強を進める中で出てくる子どもの課題と対処法などを紹介しています。

– 私が「なるほど」と思ったこと –

この本を読んで、私が、新たに気づけた点を1つ紹介します。

こどもに「お父さん、楽しそうだな」「お母さん、夢中になっているな」と思わせたらしめたもの。(佐藤智.SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること.Discover,2023,p.222)

という言葉でした。

私は算数が好きなので、子どもから「宿題で分からない」と言われると、難しい問題ほど子ども以上に夢中になってしまうことがあります。

一方で、理科については、同じように夢中になって一緒に問題を解いていたかというと、そうではありませんでした。

この本を読んで、子どもに勉強をさせることだけを考えるのではなく、親自身が興味を持っている姿を見せることも、子どもにとっては一つの刺激になるのかもしれないと考えるようになりました。

まずは私自身が理科に興味を持ち、子どもと一緒に「面白い」と思えるものを見つけるところから始めてみようと思っています。

– こんな悩みのヒントになりそう –

  1. 教科ごとの家庭学習について知りたい
  2. 勉強の教え方や声かけに迷っている
  3. 子どもの勉強への興味をどう引き出せばいいか考えている
  4. 国語・算数・理科・社会を幅広く知りたい

算数の成績が伸びない。もっと問題を解かせたほうがいい?

中学受験の勉強をしていると、教科によって成績の伸び方が違うことがあります。我が家でも、この本を読んだ頃、国語の点数は伸びているのに、算数の点数がなかなか伸びないという状況でした。

私は、「算数が伸びないなら、問題を解く量を増やそう」と考えていました。特に間違いが多い苦手分野については、集中的に問題を解くべきだと思っていました。そんなときに読んだのが、この本です。

SAPIXだから知っている算数のできる子が家でやっていること

SAPIX小学部の先生への取材をもとに、算数を苦手にさせないための接し方や、算数の思考力を育てる方法などが紹介されています。

– 私が「なるほど」と思ったこと –

この本を読んで、私が、新たに気づけた点を1つ紹介します。

算数はメンタルが大事な教科(佐藤智.SAPIXだから知っている算数のできる子が家でやっていること.Discover,2024,p.68)

ちょうどこの本を読んだ時、こどもが、国語の点数は伸びているけど、算数の点数が伸びていな状況ででした。その為、私は対策として、算数の問題量を増やす、特に間違えが多い苦手分野については集中的にするべきだと考えていました。

しかし、この対策は単純に子供への負荷を高める対策となっており、子供のメンタルへの配慮が不足していることに気づかされました。量ももちろん大事だと思うのですが、まずは、算数が嫌いにならないように子供の気持ちに十分配慮していこうと思いました。

– こんな悩みのヒントになりそう –

  1. 未就学児、低学年の間にやっておいた方がいいことはある?

勉強時間が長いのに、すぐ疲れてしまう

小学生のタイパUP勉強法

– Overview –

中学受験を専門にしている塾の代表をしている著者が

もし、要領よく短時間で勉強を終わらせることができて、遊ぶ時間がたくさん取れるようになったらどれぐらいうれしい?しかも、ちゃんとテストでも良い点数が取れて、みんなから褒められるんだ。(菊池洋匡.小学生のタイパUP勉強法.実務教育出版,2024,p.3)

こんな状況をどう作り出せば良いか、教えてくれる一冊

テーマに対して、Aという進め方とBという進め方の2つの進め方を比較して、どちらの方がタイパが良いか、教えてくれる。全部で56のテーマに答えてくれている。

– 私が「なるほど」と思ったこと –

この本を読んで、私が、新たに気づけた、学力の伸ばし方を1つ紹介します。

「継続して集中できるのは15分」くらい。(菊池洋匡.小学生のタイパUP勉強法.実務教育出版,2024,p.15)

子供が勉強して1、2ページ問題を解くと疲れたーとアピールしてくるのですが、大学生の授業が1コマ90分、小学校の授業が1コマ45分なので、45分〜90分ぐらいは集中して欲しいと思っていました。

つい、最近、サピックスのオンライン自習室であるヤルッキャ!を利用し始めたのですか、1コマ25分で区切られていて、1時間だと続かないのに、このシステムだと立て続けに3コマやって75分をケロッと終わらせてしまうのです。

嬉しい反面、なぜなんだと疑問が残っていたのですが、この本を読んでスッキリしました。

– こんな悩みのヒントになりそう –

  1. 算数の成績が伸び悩んでいる
  2. 算数が苦手になってきた
  3. 問題を解く量を増やす以外の方法も知りたい
  4. 算数への子どもの気持ちを考えながらサポートしたい

どうして、こんなに勉強する場所にこだわるんだろう?

子どもの勉強を見ていると、「どうして、こんなところにこだわるんだろう?」と思うことがあります。我が家でも、勉強する場所や使う文房具などについて、子どもなりのこだわりがありました。そんな子どもの特徴を理解するヒントがほしくて、この本を読みました。

女の子の学力の伸ばし方

進学塾を経営する著者が、女の子の特徴を踏まえた学力の伸ばし方について紹介しています。と考える、女の子の特徴に沿った学力の伸ばし方を教えてくれる一冊。算数・国語・理科・社会の点数の伸ばし方はもちろん、考える力の育て方、やる気の引き出し方などか記載されています。

– 私が「なるほど」と思ったこと –

この本を読んで、私が、新たに気づけた、学力の伸ばし方を1つ紹介します。

女の子は勉強する「場」には共通してこだわります。(冨永雄輔.女の子の学力の伸ばし方.ダイヤモンド社,2018,p97)

あのシャープペンじゃないと、あの消しゴムじゃないと、図書館や自分の部屋はやだ、リビングじゃなきゃだめ、

ママ・パパが隣にいないとだめだと、どれかが欠けると中々勉強を始められなかったり、こだわりが強いな・・・、どれでもいいじゃん。。。

と思っていたのですが、この本を読んで反省しました。この年代&女の子にとって集中力を高めるために必要不可欠なのだと理解できました。

– こんな悩みのヒントになりそう –

  1. 女の子への勉強のサポート方法に悩んでいる
  2. 子どものこだわりが気になっている
  3. 勉強する場所や環境について悩んでいる
  4. 子どものやる気や集中力を引き出したい

子どもへの声かけ、これで大丈夫かな?

女の子向けの本を読んでみて、性別による特徴を知ることが子どもの理解につながるのなら、男の子についても知ってみたいと思い、この本を読みました。

男の子の学力の伸ばし方

進学塾を経営する著者が、男の子の特徴を踏まえた学習法について紹介しています。算数・国語・理科・社会だけでなく、考える力の育て方や、やる気の引き出し方などについても書かれています。

– 私が「なるほど」と思ったこと –

この本を読んで、私が、新たに気づけた、学力の伸ばし方を1つ紹介します。

男の子は鈍感な反面、傷つきやすいものです。(冨永雄輔.男の子の学力の伸ばし方.ダイヤモンド社,2018,p53)

– こんな悩みのヒントになりそう –

  1. 男の子への勉強のサポート方法に悩んでいる
  2. 子どもへの声かけに迷っている
  3. やる気をどう引き出せばいいか分からない
  4. 勉強以外の子どもの特徴も理解したい

まとめ

各ステップの要約

中学受験、子どもの勉強をどうサポートする?私が実際に読んで参考になった本7冊

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